SEO対策で被リンクが重要といってもスパムサイトには登録しないように注意が必要です。単なるリンク集や自動増殖してしまうサイトに一度登録してしまうと、解除することができない場合がありあとあとたいへんです。スパムサイトとは、いわゆるSEOスパムを行なっているサイトで不正な手段（ブラックハットSEO）を駆使して検索結果を操作しようとしているサイトです。さらにポルノサイトやアダルトサイトにうっかり登録してしまうと、そのサイトの価値自体が損なわれることもあります。モバイルサイトで、そういったところを１つ１つ自ら情報を集め見極めるのは大変です。そういう場合はモバイルサイトのカテゴリ登録の代行サービス業者に依頼することも検討するべきです。

PCサイトと同様にモバイルSEO対策でも外部対策は有効です。特に検索エンジンで一般サイトの検索結果は外部リンクを高評価しています。対策する順番としては、しっかりと内部対策をしてから外部対策をしていくやり方がいいといわれています。というのも、カテゴリ登録を申請する際などはサイトの中身が審査されるからです。モバイルSEO対策として、Yahoo!ビジネスエクスプレスへの登録は必須で審査があります。さらにその他のカテゴリサイト登録も優良なサイトからリンクが得られることを考えればモバイルSEO対策上申請しておきたいところです。ちなみに審査料金は特殊なサイト、ギャンブル、健康食品、美容、出会いに間するものなどは料金が高くなるようです。

SEO対策をするためには自分と同一のテーマやジャンルのサイトの状況を分析することも大切です。あるキーワードでの上位表示を狙っていても常に別のサイトが上位にいる場合、そのサイトを分析してどんなSEO対策を施すべきかを検討することができるのです。他サイトをどのように分析できるかというと、例えば記事の量などをチェックすることができます。自分のサイトに比べて膨大な量の記事数がある場合、それにより高いSEO効果を発揮している場合もああります。また被リンクがどのくらいあるのかもチェックすることができます。被リンクの圧倒的な数の差によっても、順位が近くまで詰められてもそれを超えるためには大きな壁が存在している場合があります。いずれにしても良いコンテンツを提供するサイト作りは欠かせません。

昔のサーチエンジンの解析アルゴリズムは、ページ内な現れたキーワードの数で表示順位を決めていたこともありました。しかし、現在のアルゴリズムはこのような判断を一切しないので、無理にキーワードを入れ込む必要はなくなりました。文としての自然さを重視するようになってきているので、むしろキーワードを入れすぎることはSEO対策としてマイナスに働くこともありえます。説明記事を普通に書けば、特に意識しなくても、ある程度の数のキーワードが含まれるはずです。それが自然に現れるキーワードの数なのですから、無理に変更する必要はありません。また、以前は「代名詞を使わない方がいい」ということも聞かれましたか、これは「代名詞の代わりにキーワードを書いて数を稼ぐ」という意味の言葉でした。当然、今はまったく気にする必要はありません。

ペンギンアップデートはコンテンツが少ないサイトを検索結果に上位表示させないように取り入れられたそうで、これに対するＳＥＯ対策としてコンテンツが書き換えられているようです。サイト訪問者にとって１つのサイトのコンテンツを増やすのは有益なことですが、この対策のためにある一定量の情報を複数のサイトに分けて記載するということもされているようです。たとえば、サテライトサイトと思われないようにコンテンツが重複しないように書き換えるときです。そうするとサイトによっては、コンテンツが増えるどころか減ってしまうことになり、サイト訪問者にとっては、情報が集めにくくなります。コンテンツが少なすぎず多すぎないブログやホームページが増えていくのだろうかとと思います。